私は、2021年7月現在、妻が臨月を迎えています。それまでの数年間、妻との妊活・妊娠期間を通じて、「食事」というものの重要性を再認識しました。
妊活中は、先が見えない中で出来るだけ早く授かることができるようにと、できること全てにこだわろうとした中での1つが食事でした。女性はもちろん、男性自身が食べたものも、将来の自分の子供に影響するということを学びました。
そして、幸いなことに妻が妊娠してからは、悪阻に耐えながらも、子供のために出来るだけ必要な栄養を摂取しようとする姿を見ながらも、自分に食の知識があれば、もっとサポートしてあげることができたのにと感じる瞬間が多々ありました。インターネットなどで調べたりもしましたが、良くも悪くも現在は様々な情報があり、何が正確で最新の情報なのかわからないということも感じました。また、スーパーやレストランに行く際も、これはマタニティ期に食べても良い食材なのか、マタニティ期に安心して食べられるメニューがあるお店なのかなど、その都度調べることにもストレスや不憫さを感じていました。また、今後授乳期を迎えるにあたり、その期間でも、母子両方にとって、食事が非常に重要だということを学びました。
私は、上記のような経験を通じて、知識の有無に関わらずマタニティ期の方にとって、今必要な栄養素やおすすめの食材・メニューなどがひと目で分かるようになったら、マタニティ期のストレスや不安といった課題を1つ解決することができるのではないかと思い、日本マタニティフード協会を立ち上げました。
一般社団法人日本マタニティフード協会
代表理事 山本一樹