マタニティフード情報

妊娠中のチーズとの付き合い方

日本マタニティフード協会

妊活や妊娠をきっかけに日々あまり考えずに選択していた「食事」の1つ1つが気になってくるという方も多いと思います。
今回は、そんな中で、チーズ全般との付き合い方の目安をご紹介していきます。

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※この記事は管理栄養士が監修しています。

妊娠中のチーズの摂取

塩分と種類によって判断が分かれるので、以下を参照ください。

注意が必要なチーズ
ナチュラルチーズ全般
カマンベールチーズ(白カビチーズ)、ブルーチーズ(青カビチーズ)、ウォッシュチーズ、カッテージチーズ・モツァレラチーズ等のフレッシュチーズ、ゴーダチーズ、チェダーチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノ 等
注意が必要ではないチーズ
プロセスチーズ

注意が必要なチーズは、全てナチュラルチーズにカテゴライズされるものです。
ナチュラルチーズは、製造工程で加熱処理がされていないものが多いため、リステリア菌感染のリスクがあります。

リステリア菌感染のリスクがあり、それは食中毒に繋がる可能性があります。
食中毒になると、腹痛、下痢、発熱、嘔吐などの症状が出て、重症化すると意識障害や脱水症状になってしまうこともあります。
基本的には、赤ちゃんに直接影響するというよりは、母体の体調が著しく悪化すると妊娠の経過などに悪い影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い

ナチュラルチーズは、生乳などを乳酸菌などで凝固させ、ホエイの一部を除去し熟成させたものです。熟成タイプと非熟成タイプがあります。

世界中で1,000種類以上のナチュラルチーズがあるといわれており、前述した通り様々なタイプに分類されます。

プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱して溶かし、再び成形したものです。

参考リンク

厚生労働省「リステリアによる食中毒

厚生労働省「妊娠中と産後の食事について

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この記事のライター

山本一樹 

一般社団法人日本マタニティフード協会 代表
妊産婦食アドバイザー

一児の父。オーガニック系の小売店やECサイトを運営しながら、大手食品会社の新規事業立ち上げサポート、WEBマーケティングに関するコンサルティングなどを経て、妻と共に一社)日本マタニティフード協会を立ち上げる。
マタニティフードマークを日本に普及しながら、妊産婦さん中心のコミュニティを形成し、100人以上のママさん達と様々なプロジェクトを実施中。

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