体調で悩む女性に必要な情報やサポートを届けられる機会が増えた｜株式会社日日漢方様【加盟企業様の声＃11】

日本マタニティフード協会のホームページをご覧いただきありがとうございます。

当協会は「食の面から妊産婦さんが安心して出産・育児できる環境づくり」のために活動している一般社団法人です。「マタニティフードマーク認定事業」を始め、マタニティ期（妊活中、妊娠中、授乳中）にある女性が安心して食事を楽しめる環境づくりに日々励んでいます。

＊「マタニティフードマーク認定」とは
妊婦が避けるべき原材料や成分が含まれていない商品であるかを専門家が審査し、食べてよい食品のみを認定しています。「ハラール認証」や「ヴィーガン認定」のマタニティ版です。
▶︎マタニティフードマーク認定事業の詳細

2021年に発足した当協会ですが、ありがたいことに現在までに400社以上の食品関連企業様に加盟いただき、おかげさまでマタニティフード認定商品は1800商品にのぼりました（2024年11月時点）。
▶︎加盟企業様の紹介
▶︎認定商品の紹介

今後も企業様と力を合わせて一人でも多くの妊産婦さんを食事の面から支えていけるよう、より多くの企業様とのご縁があれば幸いです。

そこで現在お付き合いいただいている加盟企業様にインタビューさせていただき、「協会加盟のメリット」「協会活用による成果」「協会への今後の期待」などについてお話を伺いましたので、紹介させていただきます。

妊産婦さんに限定せずとも人々の健康に配慮した食品を製造・販売されている企業様にとって、当協会への加盟が「販路拡大」や「販促活動」の一助になれば幸いですのでぜひご覧ください。

お話を伺った加盟企業様

株式会社日日漢方様

〒 151-0065 渋谷区大山町46-11 大山町アングル205
代表取締役：田村 英子　
企業HP：https://nichinichi-kampo.jp/aboutus/
公式オンラインショップ：https://zuborayakuzen.stores.jp/
公式インスタグラム：https://www.instagram.com/nichinichi.kampo

マタニティフード協会に加盟したきっかけを教えてください

協会の営業スタッフさんからメールでお声がけいただいたことがきっかけです。関心を持ったのでHPも拝見したところ、「妊産婦期の食事選びを楽にしたい」という協会の理念や、「孤立しがちな妊産婦期の女性の活躍の場を創りたい」という代表の山本さんの思いにとても共感しました。

私自身、妊娠や出産、更年期といったライフステージの変化で心身の不調を感じたり、アイデンティティを見失いがちだったりといった女性を支えたいと思いつつも、横のつながりがなくどのように取り組めばよいか悩んでいたので、同じ思いを持つ協会さんと一緒に「女性を支える輪」を広げていけたらいいなと思い、加盟を決めました。

加盟の決め手となったポイントや加盟時に期待されていたことがあれば教えてください。

加盟のお声がけをいただいた時期はちょうど協会さんの店舗（Tokyo family marche）が有明ガーデンにオープンしたタイミングだったので実際にお店に行かせてもらったんですが、スタッフの皆さんの生き生きと力強く働かれている姿やお店の雰囲気に安心感を感じ、これが加盟の一番の決め手となりました。

また、お店に並ぶ商品をいくつか試食させてもらったんですがどれも美味しく、弊社商品がその一員に加われることも嬉しかったです。

さらには、店舗以外のスタッフさんもパワフルな方が多く、そういうエネルギーは循環すると思うので、協会に対する安心感や期待感が高まりました。

加盟後、実際にどのように当協会を活用されていますか？

弊社の代表的な商品3つをマタニティフードに認定いただき、協会さんの店舗（Tokyo family marche）やオンラインショップ（Tokyo Family Marche Online）で販売いただいています。

また、協会のアンバサダーさんに商品の感想をSNSで投稿いただく取り組みや、協会インスタグラムのライブ配信に出演させていただくこともありました。

最近では東京ビッグサイトで開催された展示会「GOODLIFEフェア」の協会さんのブースに参加させてもらいました。普段は主に薬膳セミナーの生徒さんや漢方カウンセリングの患者さんに商品を手に取っていただくことが多く、展示会に参加するのも初めてだったので、今回のフェアでより多くの方々に商品を知ってもらえて嬉しかったです。

また、フェア中のイベントとして開かれたセミナーの登壇機会いただき、フェムケア（女性の身体や健康をケアするための商品やサービス）としての薬膳やセルフケアについてお話しさせていただきました。普段フェムケアについては女性向けにセミナーすることが多いのですが、今回はイベント中に気軽に参加できる無料セミナーということもあり男性の方も多く、セミナー後に弊社ブースに来て「こういう悩みを持つ女性に対してどう接したらよいか」と相談くださる方までいらっしゃったんです。

女性特有の健康やライフスタイルに関する悩みに対してどう接したらよいか分からない男性は多いかと思いますが、男性がフェムケアについて知る機会ってあまりなかったのだと気づかされました。

マタニティフード認定を受けられた商品のアピールポイントを教えてください

3商品とも薬膳の観点から、女性にとって不足しがちな栄養素を補うのに役立ちます。特に妊娠・出産は血が消耗しやすいので、産後の回復をできるだけスムーズにするためにも妊娠中から血を補うことは重要です。

ウイグルの大自然の中で有機栽培された「無農薬なつめ」は乾燥させることで甘みが凝縮しており、そのまま食べても美味しいですし、スープに入れたり、お米と鶏肉を加えてサムゲタン風にしたりといった楽しみ方もできます。なつめは精神を和らげ、緊張をほぐす効果が期待されていますし、天然の甘みは血糖値の上昇も緩やかなので身体にも優しいです。

「accept aging （アクセプトエイジング）」は北海道産の黒豆と無農薬なつめをブレンドした薬膳茶です。お湯を注いで飲むことはもちろん、そのまま召し上がることもできます。黒豆は生命力を司る「腎」をささえる薬膳食材として妊活中にもおすすめですし、産後の体力回復にも役立ちます。

「なつめチップス」はノンフライなのにカリカリ食感が楽しめる無農薬なつめのチップスです。 なつめの豊富な栄養素を手軽に摂れますし、天然の甘味は身体にも優しいのでお子様のおやつとしても人気があります。

御社の商品に興味を持っている妊産婦さんへのメッセージをお願いします

薬膳と聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、弊社商品は普段の食事や間食に取り入れやすいものばかりですので、薬膳という枠はとりはらってお気軽に試していただきたいです。

また、「ズボラ薬膳」というコンセプト名には、無理なく生活に取り入れることができ、これを食べている間だけでも自分自身の健康を振り返り、明日の自分につなげていってほしいといった思いが込められています。

食事に気を遣う余裕や買い出しに行く気力すらない時でもさっと手を伸ばして栄養を補えるよう、お気に入りの商品を日頃から身近に置いておくと心強いかと思いますし、弊社商品もその一つになれたら嬉しいです。

当協会に加盟したことで得られたメリットや変化はありますか？

「GOODLIFEフェア」のような大きな展示会への参加など、自社だけではなかなか得られない貴重な機会をいただき助かっています。加盟企業同士の交流も活発で、お互いの商品を交換しておすすめし合ったり、マタニティ向けのブースとして連帯感が生まれたりと、とても楽しく参加できました。

協会さんのインスタライブに出演させてもらった際は、チャットを通して妊産婦さんとリアルタイムで交流できただけでなく、ライブ配信をきっかけに後日弊社の漢方相談に来てくださったママさんもいて。協会さんと一緒に情報発信することは、商品の認知拡大といった企業側のメリットだけじゃなく、食事や体調で悩んでいる人に必要な情報が届くといった妊産婦さんにとってのメリットも大きいと感じました。

定期的にメールで様々なご案内もいただくので、その中から関心のある案件に応募し、実際にオーガニック食品を扱う会社さんとのお取引が決まりました。このような情報提供もとてもありがたいです。

また、弊社は漢方の相談販売をするなかで「対ヒト」を最も大切に、気持ちよく商品を手に取っていただくことが一番だと考えていますが、協会の店舗スタッフの皆さんは企業の思いを汲んで丁寧に接客くださる方ばかりで、おかげで弊社商品が売れているのだと思い、大変感謝しています。

当協会の活動内容はどんな企業様の役に立つと思いますか？

ビジネスマッチングや協業案件の案内など企業同士をつなぐ取り組みを盛んにされているので、「横のつながり」を求めている企業さんに役立つと思います。特に、 自社なりの思いがあって良い食品を作っているが、自分たちだけでは力不足を感じている企業さんにとって横のつながりは心強いですし、健康志向の食品を扱う企業のコミュニティが大きくなっていくのは良いことだと思います。

実際に「GOOD LIFEフェア」でお会いした加盟企業さんはおおらかで気持ちの良い方ばかりで、業界として皆んなで大きくなっていくためには協会さんを通じた企業コミュニティやその活動はとても有意義だと実感しました。

当協会へのご要望やご意見があれば教えてください

妊娠中や産後の体調などで困っている女性が必要な情報を得られる取り組みを一緒にしていきたいです。

というのも私はこれまでに、自分が体調不良であることに気がついていない方や、妊婦健診などでは相談しにくいという方にたくさん出会ってきました。情報を自分から取りにいかないと必要な情報やサービスが得られにくい社会でもあり、本当に困っている方にどうやって情報を届けたらよいかは常に悩んでいます。

以前させてもらったインスタライブでの発信のほか、妊娠中から産後の生活をイメージし少しでも楽に過ごせるように妊産婦さん同士で情報交換するイベントや、協会さんの店舗に伺い漢方相談のイベントを開くなど、より多くの女性に情報を届ける機会を一緒に作れたら嬉しいです。

最後に当協会へのメッセージなどがあればいただけると嬉しいです

協会スタッフの皆さんにはいつも丁寧な対応をしていただき、気持ちよくお付き合いさせてもらっています。代表の山本さんの「最終的に誰に何を届けたいのか、どうなってほしいのか」といったエンドユーザーのことを常に考える姿勢も尊敬しています。

弊社としても、経験を活かしてEC進出にチャレンジしたい企業さんをサポートしたり、フード業界を一緒に盛り上げたりといった面で協力していければと思っていますので、今後もどうぞよろしくお願いします。

必要な情報が手に入りやすい環境づくりをぜひ御社と一緒にしていきたいです！本日は貴重なお話を聴かせていただき、本当にありがとうございました。

マタニティフード認定や協会への加盟に興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください

連絡先：045-900-5310
contact@maternity-food.org