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【事例紹介】「おいしさ×デザイン」でファミリー市場を開拓した『ちゅるっとサジーマルシェ』

aya.tsuchiya@maternity-food.org

 妊娠期・子育て期のママたちに向けた商品開発において、近年ますます重要視されているのが「共感されるブランドづくり」です。単に機能性や栄養価を訴求するだけではなく、“誰が、どんな想いでつくっているのか”まで含めて伝わることが、商品選定の大きな要素になっています。

 今回ご紹介するのは、かわいらしいパッケージと“ちゅるっと食べやすい”新感覚サジー商品で注目を集める『ちゅるっとサジーマルシェ』。日本マタニティフード協会の「ハッピーマタニティBOX」やリアルイベント施策を活用しながら、マタニティ・ファミリー層との接点づくりに取り組んでいます。

 本記事では、ブランド誕生の背景や協会の施策活用、そしてブランドの想いや世界観を大切にする中で感じた“共感型マーケティング”の価値について、お話を伺いました。

■ 企業プロフィール

  • 企業名: サジーマルシェ
  • 代表者: 安田 邦秀
  • 事業内容: 食品ブランド「ちゅるっとサジーマルシェ」の企画・販売

ちゅるっとサジーマルシェ』を展開するサジーマルシェは、「健康食品は心が高まらない」という課題感から、“いちばんかわいい健康食品”をコンセプトに商品開発をスタートしました。サジー本来の豊富な栄養価を活かしながら、酸味を抑えた食べやすさや、手軽に続けやすい形状、思わず手に取りたくなるデザイン性を追求。現在は、鉄分不足が気になる女性向けだけでなく、「子どもの偏食や栄養不足が気になる」という声を受け、“家族みんなで楽しめるサジー”として展開を広げています。

Q. 「ちゅるっとサジーマルシェ」開発の背景について教えてください

「サジーは体にいい。でも、続かない。」 以前、サジージュースを扱う仕事で企画・デザインをしていた頃、お客様から「まずい」「保存が面倒」といった声を多くいただいていました。せっかく栄養価の高いサジーという果物に出会っても、続けられなければ意味がないと思ったんです。そこで、“果物らしさ”を残しながらも、圧倒的な食べやすさとのバランスを追求した商品をつくりたいと考えました。

 もうひとつ、当時から感じていたのが「健康食品は心が高まらない」ということでした。健康食品って、体のために我慢して続けるイメージが強いですよね。でも本来は、心も体も前向きになれることこそが健康だと思うのです。

 だからこそ、これまでデザイナー・イラストレーターとして培ってきた経験を活かして、“いちばんかわいい健康食品”を目指しました。手に取ったときも、食べたときも、ちょっと気分が上がる。そんな商品をつくりたいと思ったのが、『ちゅるっとサジーマルシェ』開発のきっかけです。

Q. 協会に加盟したきっかけは?

 ECでの販売は、どうしても不特定多数へ向けたアプローチになりやすく、本当に必要としている人にしっかり届けることの難しさを感じていました。

 そんな中で、有明ガーデンでの「TokyoFamilyMarche」による店舗販売(テストマーケティング)は、私たちが求めていたターゲット層と直接の接点をつくれる絶好の場だと感じました。実際に商品を見て、触れてもらえる数少ない貴重な機会になっています。また、妊婦さんが無料で受け取れる「ハッピーマタニティBOX」は、“ハッピーな商品をつくりたい”という私たちの想いとも見事に重なっていました。

 食品は、まず「食べて(試して)もらうこと」が何より大切です。サンプルとして実際に体験していただける機会は、ブランドにとって非常にありがたいことだと感じています。

 協会の施策は、単なる販路の提供ではなく、“ブランド体験の入口”として機能してくれています。特にマタニティ・子育て領域では、単純な広告訴求だけでなく、「安心して選べるか」「共感できるか」が購入の大きな鍵を握るからです。その点、リアルイベントやサンプル施策は、ブランドの世界観や商品の魅力を直接体験してもらえる貴重な機会。ECだけでは伝えきれない熱量を届けられることは、大きな違いを生んでいると感じます。

Q. 現在の商品展開や、今後の展望は?

『ちゅるっとサジーマルシェ』は、もともと“鉄分不足が気になる女性向け”の商品として展開していました。しかし、購入してくださったお客様から「子どもにも食べさせたい」「子どもの偏食や栄養不足が心配」といった声をたくさんいただくようになったんです。

 そこで昨年末頃から、“こどもサジー”的な切り口でのパッケージ展開や販促活動を始めました。子どもが自分で持ってちゅるっと食べやすい形状なので、日常の栄養サポートとして手軽に取り入れやすい商品になっています。今後は、お母さんからお子さんまで、“家族みんなで楽しめる商品”としてさらに広げていきたいと思っています。

 現在は個人で運営していることもあり、さまざまな面でリソースの難しさを感じる場面もあります。だからこそ、実際に商品を手に取っていただける機会を地道に増やしていけたらと考えています。今後は店舗やリアルイベントなど、“まず知ってもらう・食べてもらう”接点をさらに広げつつ、取扱店舗の拡大なども含めて、マタニティ・子育て層との接点づくりをより一層強化していきたいです。

■ お客様の声:「かわいい」「食べやすい」が継続の理由に

 実際に『ちゅるっとサジーマルシェ』には、以下のような嬉しい声が寄せられています。

  • 「サジーのイメージ(苦い・酸っぱい)が変わった」
  • 「子どもが喜んでおやつのように食べてくれる」
  • 「個包装で持ち運びしやすくて便利」
  • 「パッケージがかわいくて、置いておくだけで気分が上がる」

 単なる“栄養価の訴求”だけではなく、“無理なく続けたくなる体験設計”が支持されている点が大きな特徴です。特にマタニティ・子育て層では、毎日の小さなストレスや手間を減らせるかどうかが、商品の継続率に直結します。「健康に良いから義務感で買う」ではなく、「家族みんなで楽しく続けられるから選ぶ」──その価値提案こそが、このブランドの独自の強みとなっています。


【協会より】加盟を検討されている企業様へ

今回の事例が示すように、マタニティ・子育て領域においては、単なる商品スペックの訴求だけでなく、“ブランドの想い”や“世界観”まで含めて丁寧に届けることが重要になっています。

日本マタニティフード協会では、

  • 「ハッピーマタニティBOX」によるターゲットへのサンプル提供施策
  • リアルイベントでのタッチポイント・体験機会の創出
  • マタニティ・子育て層への確実な認知拡大
  • ブランドストーリーを深く伝えるインタビュー等の情報発信

などを通じて、企業様の商品・ブランドづくりを多角的にサポートしています。

「本当に届けたいターゲットに、自社商品を認知してもらいたい」 「ブランドの世界観や開発の想いまで含めて伝えたい」 「マタニティ・ファミリー層との接点を効果的に増やしたい」
そんな課題をお持ちの企業様は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

▶︎ 協会への加盟・施策に関するお問い合わせはこちら

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