生活者のリアルな声を営業・広報に活かす――ブランド理解を深めた実践事例|日本緑茶センター株式会社様
生活者のリアルな声は、商品価値を伝えるうえで重要な要素でありながら、営業資料や広報活動に十分に活用できていない企業も少なくありません。
日本緑茶センター株式会社様では、マタニティフード協会の生活者ネットワークを活用し、妊娠・授乳期の実体験に基づくアンケートやインタビューを実施。その結果を営業資料やプレスリリースに反映することで、数値データだけでは伝えきれない商品価値を可視化し、ブランド理解の向上につなげました。本事例では、生活者のリアルな声を営業・広報に活かした具体的な取り組みをご紹介します。
日本緑茶センター株式会社
設立:1969年11月
社員数:104名(2025年2月現在)
※グループ全体242名
事業内容:世界のハーブ&ティー、スパイス、塩、油などの輸出入、OEMの企画開発・製造・卸・小売、店舗運営など
この事例のポイント(Value)
- ママ・家族のリアルな声を営業・開発に転用
- 数値だけでなく“リアルな声”を活用
- 社内外の説得力を高める材料として機能
生活者の声から生まれたデカフェ紅茶を、どう届けるか
「紅茶が好き。でも、妊娠中はカフェインが気になって飲めない。」
そんな社内の声から、「ティーブティック やさしいデカフェ紅茶」は誕生しました。
2012年の開発当時、紅茶市場にはカフェインレス商品がほとんどありませんでした。妊娠・授乳期でも安心して紅茶を楽しみたい——そんなニーズがあるにもかかわらず、選択肢が限られていたのです。
日本緑茶センター様は、その声をきっかけに開発へ着手しました。
こだわったのは、「デカフェとは思えない、本格的な味わいの再現」。
デカフェはカフェインを除去する過程で、茶葉本来のコクや渋みまで抜けてしまうことがあります。しかし同社は、茶葉選びの段階から徹底的に検討し、市場では珍しい“セイロン茶葉”を採用。紅茶本来の豊かな香りと味わいを保ちながら、安心して飲める品質を実現しました。
想いを込めて開発された商品。
次の課題は、「その価値をどう伝えるか」でした。
機能説明だけでは、本当の安心感や利用シーンは伝わりきりません。そこで、マタニティフード協会のネットワークを活用し、実際に妊娠期・授乳期に商品を利用したママへのアンケート・インタビューを実施しました。
集まったのは、数字では表せないリアルな声です。
「夜のリラックスタイムに、安心して飲めるのがうれしかった」
「授乳中でも気兼ねなく紅茶を楽しめた」
「来客時にも自信を持って出せた」
こうした具体的な利用シーンや感情の変化を、記事コンテンツやプレスリリースに反映。さらにアンバサダーによる発信と組み合わせることで、単発のPRではなく、“信頼を積み重ねる情報設計”を行いました。
その結果、ブランドの世界観や商品価値がより立体的に伝わるようになり、営業資料や広報活動においても説得力が向上。社内外でのブランド理解が深まりました。
本事例の特長は、企業単独では出会いにくい「妊娠・授乳期の生活者ネットワーク」を活用できた点にあります。協会が間に入ることで、第三者性を担保しながら、リアルで信頼性のある声を可視化することが可能になりました。
マタニティ・子育て世代に向けた商品開発や販促施策において、「配慮していること」を伝えるだけでは十分ではありません。
実際に“選ばれている理由”を、生活者の言葉で届けることが、ブランド理解を深める鍵になります。
「マタニティ・子育て世代にどう届けるか」にお悩みの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
マタニティフード協会へのお問合せはこちら。
