新しい切り口でのブランディングに挑戦｜株式会社都商事（なつめいろ）様【加盟企業様の声#7】
日本マタニティフード協会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当協会は「食の面から妊産婦さんが安心して出産・育児できる環境づくり」のために活動している一般社団法人です。「マタニティフードマーク認定事業」を始め、マタニティ期（妊活中、妊娠中、授乳中）にある女性が安心して食事を楽しめる環境づくりに日々励んでいます。
＊「マタニティフードマーク認定」とは
妊婦が避けるべき原材料や成分が含まれていない商品であるかを専門家が審査し、食べてよい食品のみを認定しています。「ハラール認証」や「ヴィーガン認定」のマタニティ版です。
▶︎マタニティフードマーク認定事業の詳細
2021年に発足した当協会ですが、ありがたいことに現在までに350社以上の食品関連企業様に加盟いただき、おかげさまでマタニティフード認定商品は1600商品にのぼりました（2024年8月時点）。
▶︎加盟企業様の紹介
▶︎認定商品の紹介
今後も企業様と力を合わせて一人でも多くの妊産婦さんを食事の面から支えていけるよう、より多くの企業様とのご縁があれば幸いです。
そこで現在お付き合いいただいている加盟企業様にインタビューさせていただき、「協会加盟のメリット」「協会活用による成果」「協会への今後の期待」などについてお話を伺いましたので、紹介させていただきます。
妊産婦さんに限定せずとも人々の健康に配慮した食品を製造・販売されている企業様にとって、当協会への加盟が「販路拡大」や「販促活動」の一助になれば幸いですのでぜひご覧ください。
お話を伺った加盟企業様
株式会社都商事（棗専門店「なつめいろ）様
美容的効果の高さから、かの楊貴妃が好んで食べたと伝わる棗（なつめ）。アンチエイジングや冷え性・貧血の改善、美肌やリラックス効果など、積極的に取り入れたいパワーがいっぱい！成熟期を迎えた女性の心と身体にもやさしい果実なのです。このアジア発祥のスーパーフードを、もっと日本の女性たちへ広めたい、届けたい。物が溢れる現代だからこそ、おいしさや成分はもとより、安心してお届けできるものを。そんな想いとこだわりをたっぷり詰め込んで誕生した“なつめいろ”。開港以来、外国との交流で常に新しい物を取り入れ、本物を見極めてきた神戸の街からあなたの元へ。
一部引用：日本マタニティフード協会ホームページ｜加盟情報
〒650-0021兵庫県神戸市中央区三宮町1-9-1 センタープラザ7階
代表取締役社長：春岡悟誌
会社HP：https://www.miyako-group.com/
棗専門店「なつめいろ」公式サイト：https://natsumeiro.jp/
棗専門店「なつめいろ」公式Instagram：https://www.instagram.com/natsumeiro
マタニティフード協会に加盟したきっかけを教えてください
2年ほど前に協会の営業スタッフさんからお声がけいただいたことがきっかけです。
なつめいろのブランドは来年で10年目となり幅広い年齢層の方々にご愛顧いただいていますが、主な購入者層は40代以上の女性で、今後は30代以下の女性、特に妊産婦の方々にもアプローチしていきたいと考えていたところでした。
協会さんに加盟することで、弊社商品が妊産婦の方々にどのように受け入れられるのかを知り、新しい可能性を見出せるのではないかと感じ、加盟させていただきました。
加盟を決めてくださった時に当協会へどんなことを期待されていましたか？加盟の決め手となったポイントがあれば教えてください。
妊産婦さんへ向けた商品PRを通して、なつめが妊産婦さんにおすすめの果物だという認識が広まり、販路を拡大できるのではないかという期待が加盟の決め手となりました。
というのも、なつめは「鉄分」「葉酸」「亜鉛」など妊産婦さんに必要な栄養成分が豊富な果物なんですが、現状はあまり知られていません。実際に弊社商品も「肌の衰えが気になるから」「更年期がつらいから」などの理由で40代以上のお客様が購入くださることがほとんどでした。
さらには、「なつめは妊娠中に食べても良いですか？」という質問が寄せられたり、既存のお客様から「娘が妊娠したんだけどなつめの商品をプレゼントしても大丈夫？」というご相談があったりもして。「美容や若返りに良い」という部分だけがクローズアップされ、「鉄分や葉酸が豊富」「ノンカフェイン」などの部分はほとんど認知されていない状況だったのです。
もちろん美容や健康を目的にお買い求めいただけるのも嬉しいですが、そのイメージだけでなつめが認知されてしまうと妊産婦さんに手に取っていただく機会を失ってしまいます。
マタニティフード協会へ加盟することで「なつめは妊産婦に必要な栄養成分が豊富」といった新しい切り口でのブランディングができることを期待していました。
加盟後、実際にどのように当協会を活用されていますか？
協会さんが東京の有明ガーデンで運営されているお店（Tokyo Family Marche）やオンラインショップ（Tokyo Family Marche online）にて弊社商品を取り扱っていただいています。
店頭での販促活動は協会の販売スタッフさんにほぼお任せしていますが、時々私も店舗に出向いて接客や試飲対応を一緒にさせてもらうことがあり、その際いつも感じるのは販売スタッフさん達の接客のうまさです。
店頭販売は接客が鍵を握っていると思いますが、皆さん私よりも積極的にお客様にアプローチしてくださり実際に売上につながっています。販売スタッフの皆さんのアプローチ力には本当に感心しますし、とてもありがたいです。
また、協会の公式アンバサダーの方々に弊社商品の感想をSNSで発信いただいたり、協会さんのインスタLIVEに出演させてもらったりと、オンラインでのPR活動にもお力添えいただいています。
さらには、マタニティフードとして認定いただいた「なつめチップ」と「韓方なつめ茶」については、自社ECサイトや大手通販サイトで「マタニティフードマーク」を掲載したところ、30代女性のお客様が増加しました。
＊マタニティフード協会公式アンバサダーとは？
当協会の理念に共感し、ともに協会の活動を盛り上げてくれているコミュニティメンバーです。妊産婦期の女性をはじめ、子育て中のパパさんなど全国370名以上の方がご協力くださっています（2024年8月時点）。
▶︎アンバサダーの皆様の紹介
＊株式会社都商事（棗専門店「なつめいろ）様のマタニティフード認定商品
なつめチップ
韓方なつめ茶
マタニティフード認定を受けられた商品のアピールポイントを教えてください
なつめチップは、なつめいろのブランドがスタートして最初に発売され、来年で10年経ちますが今でも弊社の代表商品となっています。韓国産なつめをフリーズドライ製法で加工しており、甘すぎず爽やかで食べ飽きない味わいが特徴です。
また、栄養成分表示は国の指標をもとに計算するのではなく、実際に商品に使用している産地のなつめを自社で厳密に検査した数値を公開しています。なつめの豊富な栄養成分がギュッと凝縮されたチップスですので、「手軽に食べるサプリ」のような存在として妊産婦さんのお役に立てたら嬉しいです！
韓方なつめ茶も、なつめの良さを手軽に感じていただける商品となっています。実は、なつめは東洋医学では「大棗(たいそう)」という生薬として多くの漢方薬に用いられており、別名「脾の果（お腹の果物）」と呼ばれるほど脾（お腹）に良い生薬なのです。
妊産婦期はいろんな栄養素を摂ることが求められますが、飲食物の栄養は胃腸の調子が整っていてはじめてきちんと消化吸収されます。逆を言えば、胃腸が疲れていてはせっかく鉄分や葉酸などを頑張って摂ったとしても身体に吸収されにくいのです…。なので、まずは身体の要である胃腸が元気じゃないと！
韓方なつめ茶は、なつめの栄養を摂りつつ、胃腸を元気にして栄養をしっかり吸収できる身体づくりもできる一石二鳥のお茶とも言えます。栄養を摂ろうといろいろ頑張っている妊産婦さんにこそ飲んでいただきたい商品ですね。
御社の商品に興味を持っている妊産婦さんへのメッセージをお願いします
妊娠中や産後は赤ちゃんのことに集中し、自分自身のケアを忘れてしまいがちだと思います。ですが、自分の体調を整えることは結果的に赤ちゃんにプラスになるはずです。
とはいえ、忙しかったり疲れたりしていると自炊する気力も湧かないですよね…。なので、日頃から手軽に栄養補給ができる食品を身近に置いておき、忙しい時や疲れた時でもさっと栄養補給できるようにしておくと良いのではないかと思います。
市販品でも自然由来で身体に優しいものは沢山あるので、いくつかお気に入りの商品を見つけておき、息抜きのお供や自分へのご褒美にしてみてはいかがでしょうか。そのレパートリーの中に弊社の「なつめチップ」や「韓方なつめ茶」も入れていただけたら嬉しいです！
また、なつめの効能のひとつである「胃腸の調子を整える」ことは、飲食物がきちんと消化吸収されて「気」や「血」に変わることで精神的な安定にもつながります。精神的に楽になると自分にも周りにも優しくできたり、物事に対してやる気が沸いたり前向きになれたりと良いサイクルが巡ってくると思うので、まずは自分のお腹を整えることを大切にできると良いですね。
当協会に加盟したことで得られたメリットや変化はありますか？
弊社はオンライン販売がメインなのでお客様の反応を感じる機会がなかなかありませんでした。しかし、協会さんへ加盟してTokyo Family Marcheでも販売されるようになったことで時々私も店頭で試飲対応させてもらい、その際にお客様の反応を直接的に感じられるようになりました。
また、自社サイトや大手通販サイトの商品ページにマタニティフードマークを掲載したことで、お客様の安心感や信頼感が高まったように感じています。
例えば、既存のお客様から「妊娠した娘にもなつめ茶をおすすめしても大丈夫かしら？」とのご質問をよく受けるのですが、マタニティフードマークのことをお伝えすると安心してくださいますし、初めて弊社商品を知った方もマタニティフードマークをきっかけに購入くださったりと、妊産婦さん本人だけでなくギフトを贈る側の方々にとっても「マタニティフードマーク」は安心できるポイントとなっているようです。
また、数字としての変化も見られており、大手通販サイトでの購入者は以前に比べて30代などの若い世代が増えました。これもマタニティフードマークの効果だろうと私たちは考えています。
当協会の活動内容はどんな企業様の役に立つと思いますか？
大規模ではなくても無添加や無農薬などにこだわって商品を作っている企業さんにとっては、協会さんへ加盟することで販路が広がるのではないかと思います。
また、無添加や無農薬などの場合はどうしても日持ちがしづらいので、販路拡大はロスを減らすという点においても重要です。弊社商品も無添加なので、自社サイトや大手通販サイト以外の新たな販路が確立できて助かっています。
当協会へのご要望やご意見があれば教えてください
協会さんが持つコミュニティを通じて、妊産婦さんや子育て中のママさんの生の声や生活の実情を共有いただけたら大変ありがたいです。
それらの情報をもとにキャッチコピーなどの販促に活かしたり、新しい商品を開発したりすることで、より多くのママさんのお悩み軽減に貢献していけたらいいなと思います。協会の公式アンバサダーさんと一緒に商品企画もできたら嬉しいですね。
また、協会さんのお店（Tokyo Family Marche）でいろんなイベントを開催できたらいいなと思っています。例えば、他の加盟企業さんとコラボした販促イベントや、弊社商品の簡単レシピを実演して試食していただくイベントなど、お客様が子連れでも気軽に参加できるイベントをしてみたいです。
可能であればイベント時にアンケートをとらせてもらい、今後の販促活動や商品企画に活用させていただけたら大変助かります。
最後に当協会へのメッセージなどがあればいただけると嬉しいです
代表の山本さんと奥様がご自身の経験から社会課題を見つけ、それを解決するためにマタニティフード協会を立ち上げられたというのは本当に素晴らしいなと思っています。
また、協会スタッフの皆さんはほとんどが現役ママかと思いますが、お子さんを抱っこしながら接客したり、在宅でお子さんを見ながら働いたりできる環境をつくっていらっしゃるのも革命的です。こういう働き方って今の日本ではまだなかなか受け入れられていないじゃないですか…。
人手不足と言われているのに子育て中の人が働きやすい現場が少ないというのが現実ですが、そんな中でも協会さんでは家庭と両立しながら働ける環境を整えていらっしゃって、実際に多くのママさんが活躍されているのは本当にすごいことです。
そんな協会さんとお付き合いできて光栄ですし、私たちもママさんの幸せをゴールに活動しているので、何かサポートしてもらうというよりはウィンウィンな関係で同じ目標に向かって一緒に頑張っていけたら嬉しいです。
嬉しいお言葉をいただき、なつめいろ様とのご縁に改めて感謝いたします！本日は貴重なお話を聴かせていただき、本当にありがとうございました。
マタニティフード認定や協会への加盟に興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください
連絡先：045-900-5310
contact@maternity-food.org